便秘と肝臓病

便秘は肝臓病に影響する?

先日新聞でも掲載されていましたが、腸内環境が悪化すると肝がんや肝硬変といった深刻な病気が引き起こされるということが分かっています。

 

ここではその関係性とメカニズムについてご説明したいと思います。

 

便秘と肝臓病の関係性

 

便秘を放置しておくと、腸内に悪玉菌が増殖するということが分かっています。

 

これは、便が腸の内部に停滞していると、腸内に悪玉菌のエサとなるものが増えるので、大腸内に悪玉菌が増えてしまいます。

 

大腸内に悪玉菌が増えると、その悪玉菌が血液に乗って様々な場所に寄生します。
その場所の一つとして肝臓があります。肝臓は人間の体で最も栄養が豊富な臓であり、悪玉菌が住み着きやすい場所となっています。

 

当然、悪玉菌が増えると臓器の機能が低下しますので様々な疾患を引き起こす原因になります。

 

便秘を放置すると免疫が低下

 

上に書いたように腸内の悪玉菌が増えて肝臓に定着したとしても、実際には、免疫力がしっかりとしていればすぐに駆逐されて何ら悪影響を及ぼしません。

 

しかし、免疫力が低下していればその影響をもろに受け肝臓疾患が引き起こされます。

 

その免疫力ですが、腸内免疫という言葉がある通り、腸内環境がイコール体全体の免疫といっても過言ではありません。

 

なので、便秘をして腸内環境が悪化していると、体全体の免疫力は下がり悪玉菌の影響を受けやすくなります。その意味からも便秘はよくないのです。

 

便秘は自律神経を刺激する

 

便秘になると常に腸内に異物がある状態なので、それを排出させようと常に自律神経が刺激されています。

 

よって、自律神経のバランスが乱れやすくなるのです。
自律神経が乱れると、各種臓器の状態や血流なども悪くなるので、常に新鮮な栄養や酸素を必要とする肝臓はそのダメージを被りやすくなります。

 

自律神経が乱されると一番ダメージを受けるのは肝臓なのです。

 

この両者は位置的に離れており、あまり接点や関係性がないように思われますが、実は密接に繋がっていて影響し合っているのです。

 

肝臓は特に臓器の中では大事な臓器なので、しっかりケアしていつまでも健康を維持していきたいですね。